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みなさんの恋バナもお待ちしてます\(^o^)/

第82話 飛び込み王子様登場にハートを射貫かれました。

 

当時、バーで働いていたのですが、最近常連になり熱心に通ってくれるようになったお客様がいました。

 

単価が安いお店ではなく、彼はいわゆる若い会社員なのでこんなに頻繁に通ってくれていて果たして差し支えはないのだろうか?と大変に失礼ですがそんなことを微かに思ってもいました。

 

お店で彼が楽しく過ごしてくれている様子を楽しく眺めながら、こんな状態がずっと続けば良いなと思っていました。

 

常連になってくれたのは秋頃でした。そこから3ヶ月くらい経った12月。

 

街は喧噪に包まれてお店も忙しかったり暇だったりと様々です。

 

そんなこんなでクリスマスがきました。恋人達の年末最大イベントです。

 

こちらはそんなときでも相変わらずバーで働いています。

 

当時は彼氏がいなかったので、クリスマスって何ですか?わたしクリスチャンじゃないし!てかクリスチャンならクリスマスは恋人とじゃなくて家族と一緒に過ごすものでしょ! とか何とか自分に言い訳をして寂しさを紛らわせていました。

 

その日のお店は暇でした。

 

恋人達はきっと豪華で素敵なレストランやホテルで過ごしているだろうし、恋人がいない人は敢えて出歩きたくもないはずです。

 

自分だって今日が非番だったら。

 

混んでる街はまっぴらなので自宅で静かに過ごしているはずです。

 

閉店時間が近付いてきた頃、そういえばあの彼は今日は来なかったなあ、やっぱり彼女とかと過ごしているんだろうなあ、こちらに気があるのかと少しは期待してたけど、見当外れだったなあ、 等思い、とても気分が落ち込んできていました。

 

そんな感じでくすぶっていたときに、飛び込みで登場しました、彼が。

 

しかも差し入れで一緒に食べられるサイズの小さめホールケーキをプレゼントしてくれました。

 

急な出来事にパニックでしたが、ゆっくり話を聞いていくと、 今日は本当は自宅で一人で過ごそうと思っていたけれど、君のことが頭から離れず、どうしても会わなければいけない気になって、 一人でこのままいるかそれとも思い切って会いに行くかで散々悩んで、こんな時間になってしまって、とうとう飛び出してきたということでした。

 

 

そういう葛藤はわたしも痛いほど分かるので、物凄く納得しました。

 

自分に正直になって散々悩んで会いに来てくれて、そんな状況でも差し入れをしてくれる気遣いまであって、色んなことがもう感動すぎました。

 

閉店間際だったので長い時間の会話はできず、その後は一緒に食事に出掛けました。

 

彼と個人的に行動を共にするのはそれが初めてでした。

 

こうしてクリスマスの夜を一緒に過ごしました。

 

 

第82話の恋バナはクラウドワークスから投稿していただきました!

 

ありがとうございました!

 

 

『ちょっとエッチな恋バナ』

https://note.mu/papatan