みんなで恋バナ!

みなさんの恋バナもお待ちしてます\(^o^)/

第101話 あの日あの時素直になれていたら

 

何でも人がくれる物には感謝するべきだ

 

 

小学4年生、女子から手紙をもらう

2月14日、バレンタインデー、どんな女性が私にプレゼントをくれるのか........


果たしてくれる人がいらっしゃるのか......


小学生の頃、どんな男の子が人気でしたか?私のなかでは、運動ができ、テストも優秀、ある程度、なんでも出来る子が人気でした。

 

自分で言うのも変だが、私自身、テストはだいたい8割は点数を取り、走らせば、学年でも5本指に入る俊足で、どんなスポーツも軽くこなしていた。


そんな私が小学4年生になり、下校時に靴を履き替えようとした際に気付いた、「これは手紙や」
一緒にいた友達を先に帰した。その手紙を読む為だ。


今日はバレンタインデー、もちろんわかっていた。義理チョコはクラスの明るい子だったりにもらっていたし。1日を終え、本命のチョコはないか、とあきらめていた。


うれしさと恥ずかしさから、自分1人で見る選択を咄嗟にしたのだ。


誰からの手紙だろう。

 

手紙の中には名前なし。え、なんかおかしい。

一緒に帰るつもりだった友達を適当な理由をつけて帰した、その後、トイレかな?とりあえず手紙の内容を確認する為にどこか人目につかない場所へと移動。

 

なんて書いてあったか詳しくは憶えていないが、内容としては

 

[理科室で待っています。渡したいものがあります。]

 

と。

 

とりあえず向かうか、と階段を登り、知ってる友達に会わないかヒヤヒヤしながら向かった。

 

そして理科室の前に着き、誰の手紙?なにを渡されるんだ?と思いながら理科室のドアに手を掛け、開けた。

 

中は薄暗かったが2人いたのはすぐに分かった。

 

同級生のバスケットボールのクラブに入っている子たちだった。普段それとなく話したりする子たちだった。

 

片方の子が

 

「話があるんだって」

 

と言って理科室から出て行った。

 

「こんな広い教室で2人きりかよ」

 

と思いながら、相手が何を言うのか待った。

 

普段見る活発な感じがその時はなく、緊張している感じだ。そうこう考えていると

 

「これ、食べて。」

 

と包装紙に包まれた箱を出された。

 

バレンタインデーに縁がない、これも自業自得。

バレンタインデーに渡される、包装紙につつまれたハコ。チョコレートに決まってるよね。


なんでかな、咄嗟に出た言葉が、

 

「要らない。」


相手の同級生は泣いていた。

 

「やばい、どうしよう。」

 

と思いながら、私の足はドアに向かっていた。


その後もう1人の子と廊下で会ったが、スルーして帰ったような。


なんであんなこと言ったのか。自分でもわからなかった。

 

嫌いな子でもない、むしろ良い子だな、とか思っていたような。

 


それからバレンタインデーがくるたび思い出していた。

 

なんならまったくもらえていなかったような。


高校を卒業するころ、母親に言われた、

 

「あんた、小学校の頃バレンタインデーにチョコ拒否したんだって?」

 

と。


その子のお母さんに昔言われたそうだ。

 

なんとも言えなかった。

 

あの日に戻れたらちゃんともらいたい。

 

ちゃんと

 

「ありがとう」

 

を言いたい。

 

 

 

第101話の恋バナはクラウドワークスから投稿していただきました!

 

ありがとうございました!

 

 

『ちょっとエッチな恋バナ』

https://note.mu/papatan