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第103話 バレンタインの思い出~熊の埋葬~

 

若いって、若いって本当にすばらしいよね

 

 

はじめての彼にはじめてのバレンタインチョコ

私が10代の頃、はじめての彼氏にはじめてバレンタインチョコを作った。

 

夢見る夢子だった私は、バレンタイン前日から気合い十分だった。

 

なぜか当時、私の中で熊が女子の目からみても、男子の目からみても非常にかわいい存在という確固たるポリシーがあった。

 

だから当然バレンタインチョコももう迷うことなく熊。

 

熊のチョコをプレゼントしようと、熊の型だの熊の包装紙だのなんだの材料をゲット。

 

どうして熊にそこまでこだわっていたのか、今となってはわからないが、おそらくディズニーランドでダッフィーがでてきたあたりのころで、何か強烈な憧れでもあったのだろう。

 

いや、謎だ・・・、わからない。

 

とにかく熊にこだわっていたのは確かで熊の服とかに手をだしてなくて本当に良かったなと今では思う。

 

どうやっても顔なし熊そして埋葬へ

早速材料を仕入れた私は、いざ熊のチョコレートを!と作業にとりかかる。

 

しかし元来の爪のあまさがここでも発揮され、どうしてもしっかり熊が型の中で固まるというところまで待てない。

 

熊の型は顔だけでなく身体もあるものだったのだが、しっかり待たずに型から熊をだそうとするので、顔がはがれたり、手がなくなったり。

 

3体目ぐらいでだんだん面倒になってくる(おい)

 

3体目の顔のはがれ具合が自分から見て、

 

「まあ許せるレベルのはがれ具合だな」

 

と思った私は、その熊を箱に。

 

しかしやっぱり顔がはがれてるし、なんというかみすぼらしい。

 

思っていたのと違う!と思った私は、何が足りないのか考え始める。

 

(そもそもチョコが固まるのをちゃんと待てばいいだけの話なのだが・・・・)

 

そうか!飾り付けがたりないんだ!

 

と違ったポイントに解決点を見いだし、箱の中に綿をつめて、そこに顔がはがれた熊を置いていみた。

 

そしてその周りにチョコでできたお花の飾りを置くことに。

 

わー!と気持ちを盛り立ててもなんというか棺桶の中にいる顔がはがれた熊にしか見えなかった。

 

・・・・まあいいか!

 

バレンタイン前日のどうでもいい喧嘩とそれから

どうみても棺桶の中の熊だったが、自分でチョコを作った!という事実がうれしかった(あほ)

 

もう渡したくて渡したくてうずうずしている私は、お泊まりもかねて、彼氏の家へ。

 

彼氏に見つかってはだめだと、埋葬された熊は、彼のマンションのドア横にある小さなドア(電気のメーターがあるようなところ)にこっそり隠した。

 

彼と一緒にいても、もうチョコを渡したくて渡したくて、埋葬された熊という事実は忘れてそわそわそわそわ。

 

そこでなぜかひょんなことから10代カップルにありがちなどうでもいい喧嘩が始まって、

 

「チョコ作ったのに!喧嘩するなんて!」

 

とショックを受ける私。

 

喧嘩で悲しくなった私はついに

 

「チョコをつくってきたのにいいいいい」

 

とバレンタイン前日に泣きながら彼氏につき渡す。

 

箱の蓋を空ける彼氏・・・

 

「熊、死んでるやん」

 

・・・・・

 

私「・・・・埋葬されてるよね・・・」

 

そんな彼氏が今では旦那となりました。

 

熊さんありがとう。

 

 

 

第103話の恋バナはクラウドワークスから投稿していただきました!

 

ありがとうございました!

 

 

『ちょっとエッチな恋バナ』

https://note.mu/papatan