みんなで恋バナ!

みなさんの恋バナもお待ちしてます\(^o^)/

第109話 鈍感な彼には好きな気持ちが伝わっていませんでした

 

”好きならちゃんと好きだって伝えないと伝わらない”

 

Yさんとの出会いは会社の飲み会でした

私は50代の主婦です。28才の時のことです。


私は文房具の卸しと店舗を経営している会社で営業アシスタントとして仕事をしていました。

 

私の仕事はパソコンの入力や電話応対、お客様にお茶も出しますし、郵便物の管理など会社の中にいるOLです。


ある時、会社の飲み会が開かれました。

 

Yさんは普段、少し離れた店舗で仕事をしているので、この時に初めて会いました。


たまたま席が近くなり、話してみると、年が近いこと、通勤に同じ路線を使っていること、テニスが好きで、音楽が好きなことと共通点が多く、話が盛り上がりました。


Yさんは「〇〇駅に住んでるなら、駅前のたい焼き屋さん知ってる?おいしいよね。」


私は「食べたことないんですよ。いつも並んでて買えなくて。」


Yさんは「絶対食べたほうがいいよ。おいしいよ。今度行こうよ。」


私はお酒のせいもあって、すっかり舞い上がり、期待していいのかなと思っていました。


彼は初対面の私にも穏やかだけど、親しげに接してくれたので、私はYさんのことが好きになりました。

 

Yさんが隣の部署に異動になりました

飲み会が終わって、普段の業務に戻りました。

 

私はYさんのことが気になって仕方ありませんが、どうやったらまた会えるかもわからないでいました。

 

そんな時に部長が「Yさんが来月から隣の部署に異動になる」と言いました。

 

私は踊り出しそうになりました。隣の部署なら、毎日顔を合わせることが出来ます。

 

Yさんが異動になりました。

 

あとで知ったのですが、社長のわがままでYさんが異動になったそうです。

 

それが気に入らなかった部長がYさんに辛く当たりました。

 

Yさんにきちんと引継ぎをしないうちに、外回りの営業をすることになりました。

 

担当する顧客の数が多すぎます

 

Yさんは穏やかなのですが、少し天然なところがあって、そそっかしい失敗も多いのですが、多すぎる仕事のせいでミスが増えます

 

私は直接仕事をするわけではなかったのですが、用事を作っては隣の部署へ行き、Yさんのフォローをしました。

 

アポイントの時間をさりげなく教えたり、忘れ物を届けたり、郵便物をかわりに発送したりしました。

 

Yさんは外回りに出かけて、夕立にあうことも多く、そのたびにびしょぬれで帰ってきました。

 

私はタオルを渡して、「カサ買えばいいじゃないですか」と言いながら、濡れた前髪も可愛らしいと思っていました。

 

鈍感なYさんには私の気持ちが伝わっていなかった

私は中学から大学まで女子校にいて、接した男性がとても少ないので、女性と男性の考え方の違いや感覚の違いに全く気がついていませんでした。


私の好きですアピールは、あまりにうっすらしたものだったのでしょう。鈍感なYさんには全く伝わっていませんでした。


そうとも気がつかなかった私はYさんから”お勧めのジャズのCD”を貸してもらい、すっかり有頂天になっていました。


そんな時、会社の経営が傾いてきました。


2店舗あった直営の文房具店のうち1店舗を賃貸契約のトラブルから閉店することになりました。


新しい店舗が見つからなかったため、店舗からの売り上げが亡くなってしまい、会社は打撃を受けました。


社長は倒産は避けようとしました。


退職金も捻出できなかったのでしょう。

 

社長のしたことは、無理難題を押し付けて自主退職に追い込むというひどいやり方でした。


ある日突然、私は外回りの営業をするように言われ、Yさんは倉庫への異動を言われました。


私が断ると退職するように言われました。

 

Yさんは有無を言わさず、倉庫へ連れていかれました。


借りたCDを返すことも出来ませんでした。気持ちもきちんと伝えられないまま、もう会えないことになってしまいました。


付き合うとかできなくても、気持ちはきちんと伝えるべきだったと思います。

 

 

『ちょっとエッチな恋バナ』

https://note.mu/papatan